気管支喘息

2023年2月20日 2023年5月30日

t.yokogawa

当院では気管支喘息に対する吸入薬や内服薬処方を行っています。

日頃から定期的に吸入を行うことで発作を予防することができます。

気管支喘息とは

気管支喘息は、気道に炎症を起こして敏感になることで、わずかな刺激で発作が起きてしまう状態です。

原因はハウスダスト、ペット、タバコ、カビ、ストレスなどが多いですが、特定できないこともあります。

小児の8～14％、成人の9～10％が喘息とも言われています。

発作が無くなると放置してしまいがちですが、喘息が治ったというわけではなく気道の炎症は続いています。そして炎症が続くと発作を繰り返してしまう場合があります。

炎症により気道がダメージを受けてしまってから治療を行っても手遅れとなっていることもあります。

将来、発作を頻繁に繰り返さないようにするために、早めに対策を行うことが重要です。

「発作がおこらないようにする薬」と「発作をしずめる薬」を使います。

「発作がおこらないようにする薬」は長期的に毎日続ける薬で、主にステロイドや長時間効く気管支拡張薬の吸入薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬やテオフィリン徐放剤の飲み薬、気管支拡張薬の貼り薬などを使用します。

「発作をしずめる薬」は発作が起こった時のみ使う薬で、主に短時間効く気管支拡張薬の吸入薬を使用します。

アレルギーの原因がわかっている場合はそれを避けます。

タバコの煙は気道の刺激になります。喫煙する方は禁煙し、しない方もタバコの煙があるところは避けましょう。家族など身近な人には近くでは吸わないようにしてもらうよう伝えておくことが大切です。

ストレスでも喘息が悪化しやすくなります。十分な睡眠や休養をとり、ストレスをためないように心がけてください。

当院は院内処方でジェネリックを中心に処方しており、院外処方の場合よりも数百円〜千円ほど自己負担が少なく通院できます。ご希望の場合は院外処方も可能です。

下記金額は、1〜3種類の内服薬と吸入薬処方を想定した1ヶ月当たりの薬代込みの価格です。ただし、初診の際のみもう少し料金がかかります。

診察のご予約は必要ありません。

診察時間内にお越しいただき、受付でお申し出ください。