インフルエンザ薬の予防投与（自費診療）

2023年10月2日 2023年10月2日

t.yokogawa

当院ではインフルエンザ薬の予防投与を行っています。
受験など大切なイベントを控えている場合や、近くでインフルエンザ陽性者が出た場合（接触後48時間以内に内服開始が必要）などにご利用いただいています。

使用することで70-80%の発症予防効果があると言われています。

オセルタミビル（タミフルのジェネリック）は1日1回、10日間内服することで10日間効果が持続します。
イナビルは1回吸入することで10日間効果が持続します。
10代の方は特にイナビルをお勧めします。（タミフル服用後の異常行動が報告されているため。）

薬が合わずにアレルギー症状が出たりして逆に体調をこわす可能性もゼロではありません。
薬剤の添付文書に則った使用であれば、万が一薬で大きな副作用が出た場合、厚生労働省の「医薬品副作用被害救済制度」により保障があります。
添付文書上は、「インフルエンザウイルス感染症を発症している患者の同居家族又は共同生活者である下記の者を対象」となっています。
・高齢者（65歳以上）
・慢性呼吸器疾患又は慢性心疾患患者
・代謝性疾患患者（糖尿病等）
・腎機能障害患者

料金

保険が適応されないため、自費での処方となります。

*薬剤名*	*料金（税込、診察料込）*
オセルタミビル（タミフルのジェネリック）	6,050円
イナビル（10歳以上）	8,250円
イナビル（10歳未満）	5,500円