黄熱ワクチン
アフリカの一部の国などで黄熱の予防接種証明書がないと入国できない国があります。
黄熱とは
蚊(主にネッタイシマカ)に刺されることで感染する病気です。
発熱、寒気、頭痛、筋肉痛、吐き気などの症状が出ます。
死に至ることもある病気ですが、予防接種で発症を防ぐことができます。
ワクチンについて
黄熱ワクチンはトラベルクリニック等の医療機関では接種できず、検疫所などで接種します。
黄熱ワクチンは生ワクチンのため、他の生ワクチン(MR、水痘、おたふくなど)と接種間隔を4週間空ける必要があります。スケジュールを決める際にご注意ください。
黄熱の予防接種証明書(イエローカード)の有効期間は、「接種10日後から生涯有効」となっています。
黄熱予防接種証明書を必要とする国
2022年11月時点
・アンゴラ ・ウガンダ ・ガーナ ・ガボン ・カメルーン ・ギニアビサウ ・コートジボワール ・コンゴ共和国 ・コンゴ民主共和国 ・シエラレオネ ・中央アフリカ ・トーゴ ・ニジェール ・フランス領ギアナ ・ブルキナファソ ・ブルンジ ・ベナン ・マリ ・南スーダン
引用:海外渡航者のためのワクチンガイドライン/ガイダンス2019
最新の情報については「厚生労働省検疫所FORTH」をご覧ください。
黄熱に感染する危険のある国
アフリカ地域
アンゴラ、ウガンダ、エチオピア、カメルーン、ガーナ、ガボン、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、コートジボワール、シエラレオネ、スーダン、セネガル、赤道ギニア、中央アフリカ、チャド、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ブルンジ、ベナン、マリ、南スーダン、リベリア、モーリタニア
アメリカ地域
アルゼンチン、エクアドル、ガイアナ、コロンビア、スリナム、パナマ、フランス領ギアナ、ブラジル、ペルー、ベネズエラ、ボリビア、トリニダード・トバゴ(トリニダード島のみ)、パラグアイ
黄熱ワクチン接種機関
愛知県では、以下の場所にて行われています。
・中部空港検疫所支所 ・名鉄病院