アメリカ留学
アメリカは海外留学先として人気が高く、留学前の予防接種や書類作成についての問い合わせを多く頂いております。
他の国と比較して求められる予防接種が特殊なため、接種完了まで長い期間を要することもございます。
以下、アメリカ留学で求められる項目をまとめました。
なお、州の法律や教育機関の規則によって異なるため、こちらは一例です。詳細については留学先の資料をご確認ください。
必要なもの
予防接種
- 3種混合(破傷風・百日咳・ジフテリア)・・・合計4-5回の接種を求められる。Tdap(輸入3種混合ワクチン)の1回追加接種が必要な場合が多い。
- ポリオ・・・合計4回の接種を求められることがある。2回追加接種が必要な場合が多い。初回、4週間後のスケジュールで接種を行う。
- 麻疹・風疹・水痘・おたふく・・・それぞれ合計2回の接種歴か罹患歴が求められる。または血液検査で抗体があることを証明すれば良い。抗体がない場合には1回追加接種を行う。
- B型肝炎・・・合計3回の接種を求められることがある。初回、4週間後、半年後のスケジュールで接種する。渡航までに時間がなければ2回で渡航し、現地で半年後に1回追加接種を行う。
- A型肝炎・・・B型肝炎と同様に合計3回の接種を求められることがある。初回、4週間後、半年後のスケジュールで接種する。渡航までに時間がなければ2回で渡航し、現地で半年後に1回追加接種を行う。
- 髄膜炎菌・・・大学入寮時などに求められることがある。15歳以下は2回、16歳以上は1回の追加接種が必要な場合が多い。4価髄膜炎菌ワクチンを使用。
結核の検査
入学の1年以内にいずれかの検査を行い、英文証明書を提出する必要がある。
- ツベルクリン・・・前腕中央部の皮内に注射し、48時間後に皮膚発赤の長径を測定して判定。BCGの影響で陽性になることがあり、陽性時は胸部レントゲンを行う必要がある。
- 胸部レントゲン・・・ツベルクリン陽性の場合に行い、異常陰影がないことを確認する。
- IGRA検査(QFTやT-SPOTなど)・・・ツベルクリンと違い、BCGの影響を受けずに結核の感染の有無を調べることができる。血液検査で1週間以内に結果が判明する。
IGRA検査(T-SPOT)が簡便なためおすすめです。
健康診断
身長、体重、視力、聴力、血圧、アレルギーの有無など。
英文証明書
教育機関の指定書式があればそちらに記入いたします。指定書式がない場合は当院で書式を準備いたします。
料金
ワクチンの種類 | 料金 | 検査の種類 | 料金 | 証明書の種類 | 料金 |
A型肝炎 | 8,470 | 抗体検査(麻疹) | 3,300 | 英文証明書 | 1,1000 |
B型肝炎 | 5,500 | 抗体検査(風疹) | 3,300 | ||
輸入3種混合(Tdap) | 12,100 | 抗体検査(水痘) | 3,300 | ||
MR(麻疹・風疹) | 9,350 | 抗体検査(おたふく) | 3,300 | ||
水痘 | 8,360 | ツベルクリン | 5,500 | ||
おたふく | 6,050 | T-SPOT | 9,900 | ||
ポリオ(単独) | 8,800 | 胸部レントゲン | 3,300 | ||
髄膜炎菌 | 26,400 |
【お支払い方法】
現金 or 会社に請求書を送付
【ご予約方法】
▲母子手帳があればお手元にご準備の上、こちらよりご予約ください。
事前に左の予診票をあらかじめ印刷、検温、全て記載の上ご来院いただけると幸いです。
※ 受付でもお渡しできます。
※ 左の画像をクリックで拡大できます。