シンガポールビザ取得 12歳未満の子どもの予防接種について

2019年2月1日から12歳未満の外国人がシンガポール長期滞在ビザを取得する際に、ジフテリアと麻しんの英文予防接種証明書を提出する必要があります。

日本の標準的なスケジュールでこれらの予防接種を受けるだけでは、要件を満たさない場合があります。

母子手帳を確認し、下記の要件に対して不足しているワクチンを追加接種いたします。(5歳以下の子どもはほぼ追加接種が必要です。)

シンガポールに渡航する子どもの予防接種要件【2020年11月から一部変更】

(1)ジフテリア:
・生後2か月以上4か月までの者は1回目の予防接種を終えていること。
・以降、6か月までの者は2回目、12か月までの者は3回目の接種を終えていること。これらの接種間隔は4週間以上空いていること。(一部例外として、この間隔が4週間に満たない場合でも、20日以上あれば予防接種確認証を申請することができます。)
・10歳までの者は、3回目から6か月空けて4回目の接種を終えていること。
・12歳までの者は、4回目から6か月空けて5回目の接種を終えていること。

(2)麻しん:
・生後15か月以上の者は2回目の予防接種を終えていること。
・2回目は1回目から4週間以上空いていること。

参考:日本の接種スケジュール

(1)ジフテリア:
初回接種は生後3~12か月の期間に20~56日の間隔で3回、追加接種は3回目の接種を行ってから6か月以上の間隔をおいて1回(4回目)、11~12歳の期間に1回(5回目)の接種を行うこととされています。

(2)麻しん:
1歳に到達してから1回目、5~7歳の期間に2回目の接種を行うこととされています。

在シンガポール日本国大使館HP「12歳未満の子どもの予防接種(ジフテリア及び麻しん)について」

予防接種確認証(Verification of Vaccination)の取得

当院では以下の2つの書類を作成することが可能です。

  • Immunization Registration Form(シンガポール当局指定の予防接種登録フォーム)
  • 英文予防接種履歴証明書

これらと「Birth Certificate(英文の出生証明書)」「パスポートコピー(父親もしくは母親の分も必要)」をシンガポール健康増進庁に提出することで、予防接種確認証(Verification of Vaccination)を取得することができます。

予防接種確認証(Verification of Vaccination)が発行されるまでに1ヶ月程度(申請が集中する時期には2ヶ月程度)かかる場合があり、その間滞在パスの取得申請ができないため、余裕をもって手続を進めていただくことをお勧めします。

シンガポール健康増進庁HP(HPB:Health Promotion Board)

料金

4種混合(DPT-IPV):11,000円(税込)

3種混合(DPT):4,950円(税込)

MR(麻疹・風疹):9,350円(税込)

英文証明書 1通 :11,000円(税込)

ご予約方法

海外渡航用ワクチン予約フォーム

▲母子手帳をお手元にご準備の上、こちらよりご予約ください。